【 山の道付け 】

【 山の道付け 】

3月は森林組合さんと豊里・誉の山に入った。
目的は道付けのための択伐だ。
一日中チェーンソーと燃料、根掘り用の鉄スコップを持ち、登っては掘る、伐るを繰り返す。慣れない作業に毎日筋肉痛と闘うことになる。こりゃ緩くない…。

材にするため木は冬に伐られる。
春になると水を吸い上げてしまい、木目がぼやけたり腐りやすくなる。
どんなに立派な木でもパルプ材にしかならない。
ダイナミックな伐倒は冬が本番なのだ。

最初の相手は直径15センチほどのアカエゾマツたち。
まず立木の状態で枝払いしてしまう。
惰性で頭上まで振り上げたチェーンソーを木に預け、重さを利用して伐り落としていく。
幹を回りながら何度も振り落とす。
ユンボが集めやすい方向を考え伐倒する。
次第に汗が吹き出し腕がパンプしてくる。

続いてベテランのチェーンソーマン継田さんとバディーを組み、伐り倒されたトドマツや雑木の枝払いに打ち込む。
師匠を見本にやってみるものの思うようにいかない。
継田さんの動きは無駄がなく早い!本当に67歳なんだろうか…。

私より2クラス重たいチェーンソーを華麗に使し、伐倒ではここしか無い隙間に見事に倒してみせてくれる。
まさに匠という人だ。

一番大変なことはスコップで根元を出す作業。
人が入りチェーンソーを動かせ、なおかつ逃げられるクリアランスを考慮すると深さ1m以上を4㎡以上掘らなくてはいけない。

氷の層もあるし3月の雪は重い。
事業体で使う機械も違えば、ユンボの力で終わるところも多いと思う。
しかし人力の苦労を経験できたことは大きい。
無我夢中に伐り進み、ふと後ろを振り向くと開けた道、それと川向こうの山が見えた。
ペンケかパンケかわかんないけどすごくキレイだ。

佐藤杏那

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