こんにちは、斎藤綾子です。

昨日、3/31日をもちまして、３年間の任期を終えることとなりました。
4月からも、引き続き町内で木工作家斎藤綾子として、木工品の製作・行商を継続しますが、こちらからの投稿は、これが最後となります。

地域の木を使ってものづくりをすることを生業としたい。

そんな思いを抱き、それができる場所を探し歩いて、強く縁を感じた町が、この中川町でした。
手塩にかけて大切に大切に育ててくれた両親からあまりにも遠く離れてしまう、寂しい思いをさせてしまうのではないか…後ろ髪引かれつつも、ものづくりへの思いを捨てきれず、思いきって移住して３年がたちました。

前のめりに前進することばかりに躍起にやっていたこの期間を、ふと振り返ると、物理的にも心理的にも本当に遠くまでやって来ていたな、と。
山登りの途中、少し小高いところにでて、突然視界がひらけて、これまでの道のりが思ったより長かったことと、これからの道がより険しいことにハッとする。
そんな、タイミングにあると、今は感じています。

まだ、踏み出す前は、不安や怖さが優勢していたと記憶していますが、いざ進み始めてみれば、目の前のこと、目の前のことをこなしていく日々でした。
必要なときには、ぽんと肩を叩いて下さる方、ビシッと背中をただして下さる方、たくさんの助けを頂きながらいまここに立っています。

今は、木のこと、森のことが大好きな人が暮らすこのまちで、木工を生業と出来ることが本当に幸せに感じています。

卒業後最初の仕事は、行商、と言うことで、本日から三日間札幌大丸7階催事場での、いいものいいことマルシェにて在廊予定です。

期間中、たまに抜けたりもするので、遊びにおいでの時は、ご一報頂ければ幸です。

改めまして、この三年間見守ってくださいました皆様、本当にありがとうございました！

#地域おこし協力隊#卒業#斎藤綾子#いいものいいことマルシェ