【 木のはなし 〜 エゾヤマザクラ③ 】

【 木のはなし 〜 エゾヤマザクラ③ 】

北から暮しの工芸祭 たくさんのお客様にお越しいただき、誠にありがとうございました。

木工作家 斉藤綾子のひとりごと。

話題が尽きないエゾヤマザクラですが、今回はその樹皮の利用についてお話したいと思います。
今回頂いた風倒木は、とてもきれいな樹皮の状態でしたので、皮も剥いでとっておきました。
もちろん樺細工として利用できるかもしれない!という期待からです。

樺細工と言えば、秋田県角館市が全国的にも有名ですが、そこの樺細工伝承館発行の資料の中には、「紅山桜と呼ばれる木。
樺細工はその樹皮に対する幻想の産物である。…」との記載があり、どうやらこの『紅山桜』を、細工に使用していると推測されます。
『紅山桜』か…エゾヤマザクラではないのか…と、うなだれかけましたが、いや待てよ、と、改めて図鑑を確認したところ、『紅山桜』は、エゾヤマザクラの別名であることが解りました。

そもそもエゾヤマザクラの正式和名は、『オオヤマザクラ』と言い、本州・四国にも分布していますが、北海道の野山で一般的にみられる桜の木であることから、道内では、蝦夷の山桜という意味でこう呼ばれることが多いとのこと。
また、ヤマザクラと比較して、赤色が濃いことから、『紅山桜』とも呼ばれるということ。
つまり、『エゾヤマザクラ』も『紅山桜』も、『オオヤマザクラ』の別名ということになり、今回とっておいた樹皮は、あの樺細工で使われているものと同じ樹種であることが判明しました。

樹皮は1年以上かけてゆっくり自然乾燥させる必要があります。
今からどんなものを作ろうかと楽しい思案が尽きないのでした。

※写真:参考資料『伝統産業樺細工』


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