【 エゾクロテンの話 】
猟師 服部 一雄からのお知らせです。

「テンを見た。」「テンが家の物置を荒らしている。」という話を最近よく聞くようになってきました。
中川町でも佐久や中川の市街地でも被害が出ています。
全道的に増えているという情報もありますが、中川町での原因を考えてみたいと思います。
エサが増えた、天敵が減ったなどが考えられますが、そのような話は今年ありませんでした。

一つ考えられるのは、生態が似通っているアライグマが駆除されてその分テンが増えていることです、同じような生態のタヌキの誤捕獲も増えていることから、可能性はあります。
今後証拠を集めていきたいと思います。
ではエゾクロテンの生態はどのようなものでしょうか。

①水辺を好む
②雑食性(ネズミやリス、果実などを食べる)
③北海道では天敵がいない
④木のウロ、物置などを住処にする

これらはアライグマ、タヌキなどと共通の生態で、どれも物置の中で悪さをしていたりします。
また、雑食なのでサイレージや飼料袋を破ったりといった被害も出ます。
被害を防ぐには、エゾクロテンは準絶滅危惧種なので殺せない為、徹底的に進入路をふさぐのが妥当です。
難しいですが、3センチの隙間でも侵入を許すことがあるので油断は禁物です。

意外に獰猛なこの生き物は、クマと共通の祖先を持つ生き物でもあるのですが、かわいい隣人としてうまく付き合っていきたいものです。
そのために人間側にいくらかの配慮をお願いしたいのです。


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