【 木のはなし 〜 イタヤカエデ① 】

【 木のはなし 〜 イタヤカエデ① 】

木工作家 斉藤綾子のひとりごと。
今年もよろしくお願いいたします★

ある日イタヤカエデを磨いていると、ため息が出るような美しい木目が出てきました。
木目の合間に小さな泡のような紋様があり、見る角度を変えるたび、チロチロと揺らめいているように見えます。

これは、鳥目杢と呼ばれるもので、この粒状の杢が鳥の目のようにみえることからそう呼ばれているそうです。
この粒が、ち密で多く出るほど高級材として珍重され、楽器や家具などの装飾部分に用いられています。
この杢は、日照条件が恵まれないなどの状況下において、木が幹から直接細かな枝を出した時の痕跡だそうで、全ての木にみられるものではありません。

イタヤカエデは、カエデ科カエデ属の木です。
日本の多くのカエデ類が低木であるのに対して、イタヤカエデは大木となることから、床板や楽器、家具材など、最も利用性の高い木です。

材は白く、ち密で、磨くととてもしっとりとした滑らかさになります。木目の妖艶な美しさからも、とても女性的な印象を受ける一方で、粘りのある硬さから、とても丈夫な木です。
優雅な外見とは裏腹な、たくましさを秘めた木材…まさに『外柔内剛』という言葉がとても似合う木です。
イタヤカエデは、春先、葉を出す前に黄色い小さな花を房状に咲かせます。まだ芽吹き始めの頃の森の中に黄色い粉がちりばめられたような木があったら、それはイタヤカエデの木かもしれません。


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