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こんにちは。協力隊の有光(ありみつ)志穂です。
先日、占冠村で「ちょっと暮らし」中のみなさんとソーセージを手作りしました!
「ちょっと暮らし」は占冠村内の住宅に住んで村の生活を「ちょっと」体験してもらうしくみで、一年中、好きな時に、2週間から3か月の間で占冠生活を体験してもらうことができます。
今も夏の北海道・占冠生活を楽しみに、みなさん全国から来てくれています。
この日は、愛知・京都・鹿児島からいらっしゃっている3名と
わたしたち占冠村地域おこし協力隊員の清水・有光がソーセージ作りをしました!
まずは手や道具をよく洗って消毒し、
お肉をひき肉にするところから始めたのですが、この時「このまま食べてもおいしそうなお肉!」という声がみなさんから上がり、ソーセージへの期待が膨らみます!
ひき肉にスパイスを入れてよく練ったあとは、腸詰器(スタッファーというそうです)で羊腸にお肉を詰めていきます。
手作りソーセージ、といえばこの作業のイメージがありませんか?
わたしを含めてみなさんのテンションも上がったんですが、この作業がとっても難しかったです。
先生は片手でお肉を押し出すハンドルを回して、片手でお肉の詰まった皮(すごくうすいです)を送っていくのを見せてくれましたが、初挑戦のわたしたちはお肉を押し出すハンドルの係と、お肉が出てきたところで皮を送る係とに分担してチャレンジしました。
それでもお肉を出しすぎると皮が破れてお肉がはみ出てしまったり、皮を送りすぎると充分にお肉が詰められずほそいソーセージができてしまったり・・
すごく難しい作業だけど、「上手ー!」「引っ張りすぎ!笑」とか皮が破れてしまったときはみんなで悲鳴を上げたりと、ワイワイ言いながらの作業はすごく楽しかったです。
この後はお肉を詰め終わったながーい一本のソーセージを少しずつひねって、ウインナーの大きさにしていき、燻製機に入れて1時間ほど燻製した後、最後に中心までよく加熱されるよう大きな鍋でボイルして完成です!
慣れないうちは大変でしたが、交代でやっているうちにみんな得意な作業ができてきて
腸詰器のハンドル係、皮を送る係、ソーセージをひねる係、ひねったソーセージに入ってしまった空気を抜く係、腸詰器に羊腸を取り付ける係(?)と
分担してもくもくと作業をしました。
燻製を待っている間はそれぞれの地元のお話を聞いたり、北海道や占冠の話をしたりして盛り上がりました。
高速道路が通っておりJRの駅もある占冠村から、みなさん富良野や美瑛、旭川、釧路などいろいろなところを訪れているようです。
できあがったソーセージはお肉の味がしっかりするのにさっぱりしていて、何本も食べられちゃうおいしさでビールが進みましたー!
(写真を撮ればよかったのに、撮る前にペロリペロリと食べてしまいました・・)
今回の体験は、廃校になった旧双珠別小学校を利用して作られた占冠村の研修施設「双民館」の実習室で行ったんですが、この実習室には今回使ったミンサー(ひき肉機)や腸詰器をはじめ、業務用を含めたいろいろな調理器具がそろっているので、今後もいろいろなことができそうです!
ちなみに事前に連絡することで誰でも研修などに使うことができます。
わたしはソーセージがあまりにおいしかったので、ぜひソーセージ作りの機会を作りたいなーと思っています!笑
興味のある方はぜひ一緒にやりましょう😉